労働保険事務組合について
先程から述べている労働保険事務組合とは何でしょうか?
それは事業主様の委託を受けて、労災・雇用保険の事務処理について、厚生労働大臣の認可を受けた中小事業主等の団体を言います。
労働保険事務組合のメリットについて
・従業員を使用している法人の代表者・法人の役員・家族従事者・従業員を使用している個人事業主及び1人親方などが労災保険を利用できます。
・労働保険(概算分)3回に分けて納付できます。
通常、労働保険料(労災・雇用)で40万円以上でないと分納出来ませんが、金額にかかわらず3回に分けて納付ができ納付期限が14日延びます。(その為資金繰りに優しくなっています。)
労働保険事務組合の委託の範囲
・労働保険料の概算確定の申告・納付
・保険関係成立届・任意加入・雇用保険事業所設置届
・労災保険の特別加入の申請
・雇用保険の被保険者に関する届等
・その他労働保険の適用徴収についての申請・届出等があります。
しかし、当事務組合は社会保険労務士が運営しておりますので、上記以外にも
・労災・雇用保険給付に関する請求等の事務
・業務中の怪我による労災保険手続
・雇用保険高年齢雇用継続給付手続(労使協定のある場合)
・雇用保険高年齢再就職給付金手続(労使協定のある場合)
・育児休業給付金手続
・介護休業給付金手続
・印紙保険料に関わる事務 他
といった業務を顧問契約で結んで頂くことで、パッケージ化することができます。
建設業・設計事務所の代表者様
御自身で現場に行かれませんか?
足場で3階・4階へと上がることはございませんか?
万が一現場で事故にあったら・・
治療代・入院費を労災保険でまかなうことができます。
障害が残った場合その程度によって、一時金や年金がもらえます。
事故でお亡くなりになった場合、御遺族に年金が支払われます。
例えば、給付日額10,000円とした場合
御遺族が1人・・1,530,000円
2人・・2,010,000円
※婚姻・年齢要件あり
というような万が一に備えることができます。
さらに、就学援護費(ご遺族等の学費援助)・労災就労保育援護費(ご遺族等の保育援助)などがあり、充実した内容となっております。
農業法人の代表者様
労働保険・社会保険が適用されます。
代表者様ご自身も労災(特別加入)保険に加入できるので、日々、安心してお仕事に励めます。
サロン・エステの経営者様
御自身の労災のほかにも従業員様の労災保険さらに雇用保険からの育児・介護給付金手続はいかがでしょうか。
従業員様の職場復帰と仕事との両立をスムーズに運ぶことができます
ぜひ、ご検討ください。
もとより社労士事務所ですので、社会保険・就業規則・助成金等各々の事業所様・個人事業主様の実情に合わせて寄り添ったご提案ができます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。